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憧れのオール単板ギターを買った話 ~K.YAIRI YW-K13-MAP

40代にライブを再開した頃は、オール単板のギター所有してなかったんです。というか、それまでオール単板モデルのギターを買ったことさえなかった。高校時代に購入した「K.YAIRI YW-1000」で充分満足してたことが大きかったと思います。とはいえオール単板のギターが欲しいなぁとは心の奥底では思ってて、社会人20年目の自分へのご褒美として購入しよう!と思うようになったんですね。

オール単板...キーワードはこれだけなんで色んなブランド、モデルを見ましたね。MartinやGibsonの某有名なモデルももちろん試奏しました。ただ色々見過ぎたのか、どれがいいのかがわからなくなってきた頃、2011年8月会社帰りの当時心斎橋筋商店街にあった三木楽器心斎橋店に入って、たまたま試奏したギターに「これかも!」って思ったんです。それが

「K.YAIRI YW-K13-MAP」でした。

試奏した時に「ギュイン」って感じがして、あまりない感じの音色に感じたんです。聞けばトップはスプルース、サイド・バックはメイプルのオール単板モデル。そうローズでもマホでもなく、メイプルだったんですね。

当時K.YAIRIにはKシリーズってのがあり、上位モデルのK13シリーズはオール単板ながら価格を抑えたラインナップ。Gibsonで言えばメイプルのJ-200なんて高価なのに、なぜメイプルなのにこの価格?って感じでした。「ギュイン」とした感覚とメイプルの珍しさ、木目の美しさもあって試奏後2~3日後に購入しました(^^)。

このギターはピックアップは付けてなかったですが、こんな感じでマグネットピックアップをつけてライブでも3回使用。

見た目も美しく、Kシリーズのコンセプト通り木のぬくもりを感じる道具感のあるギターだったですが、所有中は2点常に気になってました。ギター購入あるあるですが、楽器店で感じた「ギュイン」を自宅ではあまり感じることができず、どちらかと言えば淡泊な感じでオール単板らしく響いている感が希薄な音色に感じたこと。あとピックガードがクリア塗装されていない木材で、ピックの擦れる音が気になるのもあって、2020年秋に別のギターを購入する際に下取りに。初めて購入したオール単板ギターだったので迷いに迷ったんですが、オール単板らしい音色を求めた結果の決断でしたね。

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