2009年秋頃、自宅に近くで偶然見つけたライブハウス。何度か会社帰りにお店に立ち寄って、オープンマイクに参加してました。当時40歳をこえて、子供達も随分大きくなったこともありYouTubeに弾き語り動画をアップし始めたりしてた頃。久しぶりにステージでライブ...をとは何となく思ってました。
そんな頃にライブハウスの店主様に年末のライブ出演オファーをいただいたわけですね。ただその店は基本「マイク録り」はできず「ライン」のみだったんです。当時ピックアップが付いてるギターは「Takamine PT-0110」のみ。何年かぶりにシールドを突っ込んで見ると音は出ず『電池かな?』と思って電池交換したら音は鳴るもののガリガリしたノイズが発生。そうなんです。困ったことにライブに使えるギターがなかったんですね(^_^;)。
そんな状況でのギター探し。「ライブ即戦力のギター」...そしてなんといってもお手頃な価格がキーワードでした(^^)。楽器店が集中する心斎橋界隈を探したわけですが、なかなかコレってのがない。特に予算面で。知っているブランドは予算オーバーばかりなわけ。そんな中ミュージックランドKEY心斎橋店で見つけたのが「Greg Bennett OM-13CE」ってエレアコでした。確かインドネシア製だったかな。
「Greg Bennett」は韓国のSamickのブランドですが、当時はそんなことはもちろん知らず。ただなんといっても予算内であることと、ピックアップがチューナー付きでFishman。『おーこれは即戦力!』と思い、2009年12月故障しているTakamine PT-0110を下取りに出して購入したわけです。
そんな即戦力ギターを用いて出演したライブは計6回。
「コストパフォーマンス」という言葉がありますが、ライブをする上でのパフォーマンスは上々のギターでした。ただライブをする前は自宅で練習するわけで、その生音がちょっと独特で好みでなかったんですよね。そうなると練習は「K.YAIRI YW-1000」が中心。自然に「YW-1000」にピックアップを付けよう!って。
「YW-1000」にピックアップを装着してからはライブで出番がなくなり、また生音が好みでなく使用する機会も激減し、しばらくして知り合いの方に永久貸し出しという形で譲りました。
安い価格とFishmanのピックアップが購入動機でしたが、ライブをする上では扱いやすく不都合もなく便利に使えた即戦力。ライブ出演が決まってから緊急購入したこのギターは、その役目をきっちりと果たしてくれたギターでしたね。