松山千春さんの「浜辺」って曲をご存じでしょうか。
イントロが印象的でカッコいいんですが、高校の2つ上のY先輩が卒業後に遊びに来られてハイコードをギターカッティングを駆使してカッコよく弾いてたんですよね。Takamineのカッタウェイのあるエレアコで。
今考えれば当たり前にわかることですが、カッコよく弾けるY先輩がTakamineのエレアコを使ってたってことなんですけど、当時は「Takamineのエレアコを弾けば、Y先輩みたいにカッコよく弾ける!」って考えちゃいましたから。なので、それからしばらくは「Takamineのエレアコが欲しい!」でしたね(^^)。
そんな憧れから2年程して1988年の春に購入したTakamineのエレアコがこちら。
「PT-0110」ってカッタウェイのモデルです。ギターの写真は撮影してなかったので、カタログから拝借させてもらいました。ただこのギターを使って出演したライブの写真は一枚残ってまして
それがコチラ。遠いアングルでわかりにくいですけど、確かにTakamineのカッタウェイのエレアコです。
ただこの「PT-0110」。生音がとにかく鳴らなくって。エレアコなので、当然と言えば当然なんですけど、あのY先輩がどうしてあのカッコよいカッティングをして弾いてたんだろうって思ったほど生音が鳴らなかったです。
それから20年程所有して小ぶりなサイズ感もあって鳴らない分、家でポロンポロンと弾いて使用。ただラインに接続するとガリが発生するようになったこともあり、修理せずに2009年12月に新しいギター購入時に下取りに出しました。
「Takamineのエレアコが欲しくて」が購入動機だったけど、いい勉強したTakamineです。ただそれ以降も「生音で弾いても気持ちのよいTakamineのエレアコが欲しくて」って気持ちをずーっと持ってます。そしてあのY先輩みたく弾くんだと。