2010年代前半の頃、勤務先の音楽好きな方と会社帰りに近くのオープンマイクに立ち寄る機会が増えました。楽器演奏が達者な方やパワーボーカルの方など、芸達者(?)な方が多かったこともあって自然とライブイベントをしようかと。その時に会社の先輩とセッションをすることがあったんですね。
このセッションはライブ2~3日前に、この曲をやりたいっ!って無理に先輩にお願いしました。「そんな曲知らんぞー」て言われながらもリードギターのフレイズを数回聞いてこんな感じ?って急遽弾いてもらいました。そのリードを弾いてくれたギターが「Alvarez Yairi WY-1」。
ライブ後しばらくたった2013年4月。その先輩から「あのギターどうや?いらんか?」。「普段からK.YAIRI弾いてるし『ふじみき』には合ってると思うで」と言われたんですね。この先輩本職ベースですが、それ以外にもエレキやアコギを多数所有されてたので声をかけてくれたんだと思います。「WY-1」は評判よくプロも使用しているというモデルなので、お安い価格提示もあって売っていただきました。
写真右側がその「Alvarez Yairi WY-1」。真ん中の「YW-1000」、左側の「YW-K13-MAP」と合わせて「ヤイリ三兄弟」になったわけです(^^)。
エレアコなのでライブでも重宝し、計13回ライブで使用しました。ソロでのライブでの使用よりも主にコチラのような感じでセッションでのライブで使用しましたね。となりは「まこっち」さんです。
カッタウェイのあるエレアコでしたが、リードを弾くこともなくコードをジャカジャカする感じが多かったかな。
エレアコなので生音は「悪くはない」って感じで、「良い」は求めてなかったのですが「Greg Bennett OM-13CE」同様にあまり好きな音色ではなかったんですね。ウェットというか粘り感があるというか。どちらもトップ材が「シダー単板」。それもあったのかもしれませんが、いいギターだけども...というのが自分の中での評価。
4年間程所有してましたけど、2017年2月に生音がよく鳴りする中古のエレアコを楽器店でみつけ、少し迷いましたがこれを購入すれば弾くことがないだろうと思い下取りに。評判がよく、実際周りからも弾きやすいいいギターだねって何度か言われましたけど、好みの問題なんでしょうね。音色、ネックの細さ、ポジションマークがない...など嫌ではなかったけど、好きになりきれないギターでした。